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五色塚古墳(神戸市)

      2016/01/29

巨大古墳に秘められたパワースポットに迫る。五色塚古墳は千壷古墳とも呼ばれ、4世紀の終わりから5世紀のはじめにかけて築造された兵庫県下最大の前方後円墳です。
 周囲に幅約10メートルの堀をめぐらしおり、3段に築かれた墳丘のうち、下段は、地山を前方後円形に掘り残し、中段および上段は盛土を行っています。下段の斜面には小さな石を葺き、中段および上段の斜面には大きな石を葺いています。築造当時の3段の斜面に使用した石の総数は、223万個・総重量2,784トンと推定されます。
 小壷古墳とともに、1921(大正10)年3月3日に国の史跡に指定され、1965(昭和40)年から整備事業が始まり、1975(昭和50)年に完成しました。
 築造当時を想像すると、おそらく、緑の平野と青い海を背景に石で葺かれた灰色の巨大な人工物がそびえ、それが築造者の権威の大きさを示していたことでしょう。

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