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種とり人64 鳴門オレンジ 生産者 若宮公平さん(洲本市)
2016/01/29
兵庫県洲本市
ここ淡路に古くから栽培されてきたオレンジ
鳴門オレンジがあります。
古くは200年以上前から栽培されていたそうで
他の品種との交配がなく、淡路では数少ない在来種となっています。
今回は鳴門オレンジを栽培している
若宮さんにお話しをお伺いします。
小高い山の谷間に若宮さんのオレンジ畑はあります。
その場所は、昔、馬を調教する場所で、
当時をしのばせる立派な石垣が50メートルほどつづいていて
オレンジ畑の段々にも古い石垣がみられました。
オレンジ畑にはいると、獣外を避けるためにいくつかの区画に分けられていて、
更に畑の周囲は立派な防風林により風害からも守られています。
この辺りは強風が吹くと、山にあたった風が勢いを増すので、
オレンジを守るために、若宮さんのお父さんが植えたそうです。
オレンジの歴史が古いと感じたのは樹の太さから。
大人の男性の胴回りはあるでしょうか、
そんな樹が若宮さんの所では数多く見ることができます。
お祖父さんがみかん畑を買い上げ、受け継ぎ栽培されてきた
なるとオレンジ。若宮さんで三代目になります。
今後も四だい、五代と鳴門オレンジを守り継いでほしいと思います。
2014.7.27 撮影