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種とり人13 在来種を大切に 米田種苗 米田峯子さん(姫路市)
2016/01/29
兵庫県姫路市。
ここに、在来種保存会のファンだという人物がいます。
米田種苗の米田峯子さんです。
米田さんは、庭いじりがこうじて種苗店を営むようになり、
今では在来種など、種を大切にする種屋さんとして人気を集めている。
お店をはじめた当初は、
地元に野菜を栽培している農家があるなんてことは知らず、
お客さんとして来る農家の方に「あれはないの?」「これはないの?」と聞かれるたびに
自分で勉強して学んできたそうです。
最初は花の種ばかりを扱っていた米田さん。
野菜の種を扱いはじめて、お客さんに種の説明をするのに、
どのような野菜が育つのか、何度も試し植えをしてきました。
そんな努力をしてきた米田さんとの種にまつわる会話は楽しい。
種を買うだけではなく、米田さんとの会話を楽しみに
通うお客さんもいるそうで、
「今では種は、会話なしでかうやろ、それじゃあかんのや。
種を採ることが途切れてしまったように、
種を買う時の会話もとぎれてしまい、
人と人のつながりが薄れてきている。
種をとるようになれば、また会話ももどってくるやろ。
こんな些細な行為の積み重ねが大切だ。」と山根さんはいいます。
2011.4.30 撮影