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ローリングバレーボールチーム TOM WINGS(明石市)
2016/01/29
TOM WINGSの練習風景と代表 間部さんのインタビュー映像!
また、兵庫県立障害者スポーツ交流館の次長の増田さん、ローリングバレーボール担当の島田さんにお話しを伺いました。
第14回全国ローリングバレーボール大会で激戦を制してTOM WINGSが優勝!
TOM WINGS代表の間部さんにローリングバレーボールの魅力についてお伺いしました。
障害者も健常者も、和気あいあい
楽しく、打ち込めるローリングバレーボール!
足の膝を床に付け、上半身のバネから繰り出す強烈なスパイク、練習の紅白戦だが手に汗を握った。「ローリングバレーボールは、兵庫県発祥のスポーツなんです。障害者と健常者が混合で行えるスポーツは珍しいですよ。」と話すのは、兵庫県ローリングバレーボール連盟の会長の間部宏章さん。
ローリングバーレーボールという名前の通り、通常のバレーボールとは違い、ボールが床を転がるのが特徴です。ボールが床を転がる感じから、簡単なスポーツを想像してしまいそうですが、実際は違います。鍛え抜かれた腕と、上半身のバネから繰り出すサーブやアタックは、力強く簡単に受けることが出来ない位だ。「ドン!ドン!」とボールを打つ音が、体育館全体に響き渡り迫力がある。1チームは5人。前方の3人は膝をつき、後方の2人は立ってプレーする。ルールは、ネットの下をボールを潜らせること以外はバレーボールと同じだ。
「現在、兵庫県内にはローリングバレーボールを行うチームは5つしかなく、もっと全国に普及させたいんです。メンバー大募集中です。」と間部さん。同じチームの中嶋さんは、「もっとメンバーを集めたいが、障害のある方の情報が無いんです。だからと言って、安易に誰にでも声をかけることは出来ない。障害のある方の情報と、参加できるスポーツを紹介し、両方を結びつけるシステムや環境が必要だと思います。」と話す。
間部さんに今後の夢を伺った。「もっと全国に広め、本当の意味での全国大会を行いたい。そして、世界にも広めて世界大会を開催するのが夢です。」次週に迫った全国大会に向け練習は続く。チームが全員で声を掛けあい、優勝の二文字を目指す。